STUDENTS' VOICE 参加者の声

ハーバード大学への学生派遣
2024年10月実施

国際通用性のある研究者養成プログラム

I feel more motivated to continue pursuing my research.

現地の人との交流について印象に残ったことは?
How was your experience interacting with local people? 

移植免疫を専門とする研究室を訪問しましたが、様々なバックグラウンドを持った学生が世界中から集まっていたことが印象的でした。後半には学会に参加し、日本での研究成果の発表も行うと同時に、世界レベルの研究結果を拝聴することができました。ポスターセッションでは自分の研究と関連する発表に対して、実験方法や結果に関して議論をすることができました。
コミュニケーションに関して、英語は様々な国のアクセントを感じましたが、事前にある程度準備していたので大きく困ることはありませんでした。言語が違っても、共通の話題で盛り上がることができた瞬間には、日本では経験できない充実感を得られました。

プログラム期間中の活動で特に印象に残ったこと
Please write about what left a strong impression on you during the program period. 

自分が訪問した研究室は確固たるシーズを元に、多くの論文が発表されていました。しかしながら、施設は比較的古い建物であり、最新鋭の設備ばかりがそろっているとは感じませんでした。その分、共同研究のハードルが低く、様々なコラボレーションがされているようでした。それぞれの研究室で得意な分野、解析手法があり、お互いに手を差し伸べて、よい研究、論文を作り上げているという印象を持ちました。米国では研究への資金援助が豊富なイメージがありましたが、これらの共同研究や役割分担が、効率良く質のよい研究につながっているように感じました。
ただし、基本的な考え方や技術は日本で学習しているものと変わらず、基礎固めをした上で、ステップアップしていく必要性を再確認しました。

プログラム中の経験で将来のキャリアのために役立つと思うこと
What was a useful experience for your future career among your experiences during the program?

博士号を取得した後に数年単位での留学を希望しており、大学院生の間に研究室の雰囲気を知ることができて、非常に参考になりました。先に留学している先輩から話を聞くことで、次の留学に向けた短期的な目標が明確となりました。結果的により意欲的に学業に取り組むことができるようになったと思います。

次年度以降、同じプログラムに参加する学生に伝えたいこと
Comments for students who will participate in the same program next year.

専門知識や言語に不安があっても、このような海外交流が、今後の自分のキャリアを考えるよい機会となると思います。機会を逃さず、是非チャレンジしてほしいです。
また、自分が渡航した時期は物価高および円安の影響で、資金面の不安が非常に大きかったです。大学からの援助がなければ今回のような経験はできなかったと思います。是非、金沢大学のプログラムを利用し、多くのことを体感してほしいです。

渡航前・渡航後のCOILを含め、プログラム全体を通しての感想
Feedback on the program, including COILs before and after trips to the US/Japan.

渡航前にはZoomで顔を合わせて対話をすることで、現地での活動内容に関して事前に十分に把握し、準備することができました。COILを用いた双方向性のやりとりは今後も活用していきたいと思います。
また、研究室の訪問のみならず、学会参加など含めて渡航することができ、非常に実りのある時間を過ごせました。サポートいただいた金沢大学および国際部国際企画課の方々に深く感謝申し上げます。

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    紅葉したハーバード大学メディカルスクール
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