アントレプレナーシッププログラム
I felt I could experience the differences from Japan firsthand and broaden my career options.

現地の人との交流について印象に残ったことは?
How was your experience interacting with local people?
この度は金沢大学の派遣プログラムとして研究室などを訪問させていただいたことから、現地の人、特に研究室の方々には大変よくしてもらった。UC Davisの方々からは実験について非常に丁寧な説明を受けた。その説明の最中にも、私が専門用語かつ英語でわからなそうな言葉を違う言葉で言い換えてくださったり、webページで説明してくれたりするなど、細やかな心遣いが随所に感じられ感銘を受けた。これは普段から人と人との関わりを大切にしているからこそ外部の人間である私にも丁寧に接してくれているのだと実感し、私自身も見習わなければならないと感じた。また、日本とは違い曖昧な表現をせずに、自分の考えや思いをしっかりと伝えることが大事だと感じた。特に普段使わない英語であるので、曖昧な表現はより伝わらないと感じた。直接的に伝えることで、相手もその意思を汲んでくれるということを身もって実感した。
プログラム期間中の活動で特に印象に残ったこと
Please write about what left a strong impression on you during the program period.
UC Davis、UC Berkeley、UCSF、Stanfordと様々な大学を回ったが、それらの大学の雰囲気がまるで違うということに驚いた。UC Davisは夏季休業中ではあるものの、比較的のどかで安全面も高く、生活がしやすいと感じた。校内の敷地には緑も多く、広大な敷地ではあるもののすべての場所にも管理が行き届いており、草木が荒れ放題になっているということは全くなかった。UC Berkeleyは時計塔があったりするなど歴史的な建物のようなものが多くあると感じた。校内でも人種的に様々な人がいて、リベラルな雰囲気を感じるとることができた。UCSFは街中に研究室があり、ある種の会社に属しているように感じた。ここで働くため、もしくは研究者として勝ち抜くためには、信じられないくらいの努力、実績が必要であると感じた。Stanfordはただ校内を歩き回っているだけで観光にもなるくらい素晴らしいところであった。どの大学にも共通して言えることなのだが、その場所が大学のためにあるくらい、大学の大事さを感じることができた。
プログラム中の経験で将来のキャリアのために役立つと思うこと
What was a useful experience for your future career among your experiences during the program?
今回のプログラムで非常に大事だと思ったのは人との関わり合いである。今回のプログラムで様々な大学を見て周り、説明を受けさせてもらったのは、引率の先生がこれまでに様々な場所で学び人間関係を築き上げたという面が大きい。会う人会う人と良い人間関係を築くことができたのならば、10年後、20年後にも繋がると実感しこれからはより他者のために何ができるかを考えていく必要があると感じた。また、研究者として印象に残ってもらうためには、自分の研究の面白さを伝えることが大事だと感じた。今回のプログラムで様々な人から実験の説明を受けたが、そのどれもが興味を引かれた。自分の研究の面白さを他者に伝えるためにも、これから自分の研究により一層のめり込む必要があると思った。色々な人によくしてもらったことからも、今後逆の立場で誰かを招き入れることがあるのなら、惜しみなく歓迎の心を持とうと感じた。
次年度以降、同じプログラムに参加する学生に伝えたいこと
Comments for students who will participate in the same program next year.
二週間という長いとは言い切れない時間ではあるがとても濃密な時間を過ごすことができた。これは自分への反省面のところが強いが、お伺いする研究室だけでなくもっと、その周辺について調べておくことが大事だと思った。その場所に行くと決まったのならば、どんなものがあるのか、どんな歴史的背景があるのかなどを知っていれば、より吸収できるものも増えると思う。またアクティブラーニングとしての質も向上すると思う。また、ただの旅行ではなくこのプログラムに参加することでできることも多々あると思うので、積極的に参加してほしいと思う。
渡航前・渡航後のCOILを含め、プログラム全体を通しての感想
Feedback on the program, including COILs before and after trips to the US/Japan.
実際に自分自身が海外に行くまでは、なぜ海外に行くことが大事なのかを疑問に思っていたが、実際に行くことで、日本との違いを肌で感じることができ、自分の進路の選択肢が広まると思った。今回は引率の先生がいたため、宿泊先の手配、現地での移動方法などをサポートしてくださったので楽しむことに集中することができた。そのため、今後は自分一人で海外行ってみたいと感じた。また、今後の活動において今回のプログラムで感じたこと、学んだことを活かせるようにしていきたいと思った。
UC Berkeleyにて
UCSFグラッドストーン研究所にて