STUDENTS' VOICE 参加者の声

ニューヨーク州立大学バッファロー校への学生派遣
2025年8月実施

医学臨床COILプログラム

This program was a very fulfilling and inspiring experience, filled with much to learn.

現地の人との交流について印象に残ったことは?
How was your experience interacting with local people? 

まず、日本よりも知らない人に話しかけるハードルが低いと感じた。初めてあった方とも知り合いのように世間話をしており、私自身もいろんな方々と挨拶したり話をすることがあり、人と人との関わりが深いと感じた。一方で、お店の店員さんの話し方や対応は人によって様々であり、とても新鮮だった。そのフレンドリーさや自然な笑顔から、現地の方々の温かさやオープンな国民性を肌で感じることができたと思う。

また、現地の先生や学生と一緒にプログラムに取り組んでいく中で、自分の拙い英語にも真剣に耳を傾け、理解しようと努力してくれたことがとても印象的だった。このことが、自分の英語力向上へのさらなるモチベーションとなったと思う。

プログラム期間中の活動で特に印象に残ったこと
Please write about what left a strong impression on you during the program period. 

現地のMedical Schoolの見学では、日本の教育環境との違いが特に印象的だった。

日本の医学部とはシステムもカリキュラムも全く異なっており、また解剖学実習室やシミュレーションセンターなどの実践的な施設が非常に充実しており、とても刺激的だった。

研究施設も様々な機器が揃っており、特に臨床系のシミュレーションセンターは圧巻だった。

英語での先生の説明は専門用語がわからなかったり、言い方が難解だったりと難しい部分もあったが、最新の設備が揃った医学施設の見学が医学生として非常に勉強になり、自分自身の学び方をより広い視野で考える機会となった。

また、地方で医療を受けにくい人々に対してサービスを提供するMobile Clinicを見学したことも印象に残っている。まさに他職種連携が体現されており、移動型診療所としては素晴らしい機能を搭載しつつも、限られた環境の中でチームワークを発揮し、患者さんに寄り添った診療を行われる姿に感銘を受けました。

プログラム中の経験で将来のキャリアのために役立つと思うこと
What was a useful experience for your future career among your experiences during the program?

プログラム全体を通して、様々な人との会話によって英語でコミュニケーションをとることに対する心理的ハードルがかなり下がったと思う。このことで、拙い英語ながらも自分から積極的に話しかけることができた上、気になることを質問することができたので、より多くのことを学べたと思う。ただ、英語に関してはまだまだ伸び代を感じているので、さらなる研鑽を積み、よりコミュニケーションの機会と質を高めていきたいと思う。

同時に、日本では中々感じられない、文化的背景の多様な方々との交流で自分の知見が深まったと感じている。元々文化的、民族的、宗教的多様性に関して、理解はしている方だと思っていたが、今回のプログラムで多様な方々と関わり、実際に多様性を肌で感じたことで、より理解が進み、とても興味深いと感じた。

また、アメリカで医師として働く日本人の方のお話を伺い、自分の将来像が広がったように感じた。これまでに比べると、日本人が海外で医師として働く事例は昔に比べて非常に増加しており、その障壁も小さくなってきていると思うが、中々自分の将来像に海外で医師として働くという選択肢は具体性を帯びていなかった。それが今回のお話を伺ったことで、少し現実味を帯びたものとして感じられ、モチベーションが高まったと思う。

次年度以降、同じプログラムに参加する学生に伝えたいこと
Comments for students who will participate in the same program next year.

このプログラムは短期間ながらも非常に有意義で多くを学べる機会になると思います。医学に関する貴重な体験も医学以外の興味深いイベントも豊富で、旅行では経験できない、留学ならではの良さを余すことなく味わうことができ、とても刺激的で充実した時間を過ごすことができました。

渡航前・渡航後のCOILを含め、プログラム全体を通しての感想
Feedback on the program, including COILs before and after trips to the US/Japan.

このプログラムは多くの学びと刺激にあふれ、非常に充実した経験となりました。私は元々海外への強い憧れがあり、やっとその夢を叶えることができた喜びを感じております。その上、プログラムを通じて、旅行では得られない深い学びを享受できたことも大きな収穫でした。実際に異文化に触れることで、自分の視野が一層広がり、現地の方々との交流を通じてコミュニケーション能力も向上したと感じております。

また、積極的に質問をしたり、臆せず英語で話すことに挑戦できた経験も、自分の大きな成長につながったと思います。メディカルスクールやモバイルクリニックの見学は、医学生として特に惹かれる貴重な経験でしたが、今回は他学部の方々と合同で参加したため、様々なバックグラウンドを持つ人々と関わり、多彩な体験ができたこともとても興味深いものでした。

今後もこの経験を活かして、さらにグローバルな視野を持ちながら学び続けていきたいと思います。

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          • モバイルクリニックの見学、ミニ版の様子

           

    • プログラムの最終日に行ったナイアガラの滝

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