STUDENTS' VOICE 参加者の声

ネブラスカ大学リンカーン校への学生派遣
2025年10月実施

漢方生薬の含有成分の網羅的成分分析に基づく品質管理への応用プログラム

This was a very meaningful experience as I reflect on my future career path.

現地の人との交流について印象に残ったことは?
How was your experience interacting with local people? 

今回のプログラムでは、接するすべての方が優しく、フレンドリーに対応してくださり、初めての環境でも安心して過ごすことができました。交流の中では、博士課程に進んだ理由や、ネブラスカ大学でPhDを取得することになった経緯など、将来に関わる貴重なお話を伺うことができ、自分自身のキャリアについて考えるきっかけとなりました。また、英語のみが通じる環境の中で、自分の伝えたいことを限られた時間で整理し、言葉にして伝える必要がありました。大変ではありましたが、ジェスチャーなども交えて思いが伝わったときには、大きな達成感と嬉しさを感じました。さらに、大学内で日本人の方を見かけた際には、たとえ初対面でも自然と会話が生まれ、こうした交流もこのプログラム、海外ならではの魅力だと感じました。

プログラム期間中の活動で特に印象に残ったこと
Please write about what left a strong impression on you during the program period. 

現地の研究室で行われたセミナーに参加し、自分の研究内容について英語で発表したことが、今回の活動の中で特に印象に残っています。これまでにも英語で発表する機会はありましたが、研究内容に関する発表は初めてであり、質疑応答もすべて英語で対応しなければならず、大きな挑戦でした。質疑応答では、質問に対して日本語であればすぐに答えが思い浮かぶものの、それを英語に変換して話す際に戸惑いがあり、簡単な英語で伝えようと努力はしますが、うまく伝わらないもどかしさを感じました。この経験を通じて、自分に足りない英語力を痛感し、今後の課題として認識できました。一方で、質問の内容をキーワードや話のニュアンスから意味を推測し、ある程度理解できていたことは、自分のリスニング力に対する自信につながりました。これらの経験は、語学力に加え、コミュニケーション力を高める機会となり、今後の成長に活かせると感じました。

プログラム中の経験で将来のキャリアのために役立つと思うこと
What was a useful experience for your future career among your experiences during the program?

今回のプログラムでは、現地の研究室に所属するPhDの方々から、博士課程進学のきっかけや、進学に向けてどのように人脈を広げてきたかなど、貴重なお話を伺うことができました。これらの話を通じて、博士課程への進学やキャリアについて改めて考える機会となりました。海外で研究経験を積むことが難しい場合でも、国際学会への参加は新たな視点の発見や人脈形成において非常に有意義であり、今後そのような機会があれば参加したいと感じました。また、海外での研究や進学においては、自分が後悔しない選択をすることが何よりも重要であるということを学びました。さらに、英語環境で過ごす中で、周囲に日本語を話す人がほとんどいない状況に置かれたことで、英語を使わざるを得ない場面が多くありました。そのような環境下では、リスニング力やスピーキング力が自然と鍛えられ、英語・語学スキルの向上に大きくつながると実感しました。

次年度以降、同じプログラムに参加する学生に伝えたいこと
Comments for students who will participate in the same program next year.

このプログラムでは、アメリカの中でもあまり知られていない地域での研修・生活となりますが、治安が良く、晴れの日が多いため、非常に過ごしやすい環境だと感じました。現地の方々もとても親切でフレンドリーなので、安心して交流を楽しむことができます。日本語が通じない環境に身を置くことで、自分のコミュニケーション力や語学力を高めるには絶好の機会です。現地の方の話を直接聞くことで、海外での研究に関するリアルな情報を得ることができ、自身のキャリア選択の幅を広げるきっかけにもなります。海外での進学や研究に興味がある方にとっては、非常に参考になる経験になると思います。また、語学力の向上だけでなく、将来の進路や研究活動に対する視野を広げる貴重な機会だと思います。ただし、日本と比べて物価が高い点には注意が必要です。

渡航前・渡航後のCOILを含め、プログラム全体を通しての感想
Feedback on the program, including COILs before and after trips to the US/Japan.

ネブラスカ大学との交流を通じて、自分の英語力がどこまで通用するのかを実感するとともに、今後どのスキルに重点を置いて学習すべきかを見直す良い機会となりました。実際にネブラスカ大学を訪れた期間は非常に短かったですが、現地の方々との交流や、研究室での実験技術の見学・体験を通じて、実験手技の習得だけでなく、日本との地理的・文化的な違い、人々の温かさを肌で感じることができました。プログラム全体を通して、語学力の向上だけでなく、異文化理解や将来のキャリア形成においても多くの学びがありました。今後の進路を考える上で、非常に有意義な経験となったと感じています。

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      • 博士課程の学生、現地学生との交流

         

    • 地元の学生から分析方法を教えてもらいました
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