REPORT
「学校教育協働体験プログラム」本学学生をUCCSに派遣
「学校教育協働体験プログラム」では2024年3月、本学学生3名をコロラド大学コロラドスプリングス校(UCCS)に派遣しました。
学校教育協働体験プログラムは、異なる国の教育環境を知ることで自国の教育を客体化し、自国の教育の欠点を克服しつつ、その美点をより発展させる方法を考察することを目的としており、山本 卓 学校教育学類長が担当しています。
参加学生は、渡航前のCOIL授業からUCCSの教員・学生とつながり、自ら作成したエントリーシートをもとにプログラムへの期待を話し合うとともに、プレゼンテーション資料を共有しながら活発な議論を展開しました。
現地滞在中は、UCCS側のコーディネートにより、保育園、小学校及び中学校を訪問し、園長・校長と意見交換を行いながら教室環境や教授法の違いを体験的に学びました。さらにUCCS教員との議論を行うことで、各校での体験をより広いコンテクストからの認識へとつなげました。
また、教育現場の背景にある考え方を学ぶため、現代アメリカの教育問題についての演習授業にも参加したほか、日本語の通常授業にTA(Teaching Assistant)として参加し、日本語を専攻するUCCSの学生との交流も深めました。
今回のプログラムにおける活動は、帰国後の学修成果を振り返る討論会を含め、参加学生から大変高い満足度が得られる結果となりました。
学校教育協働体験プログラムでは今年5月、今回のプログラムで交流したUCCSの学生を中心とした一団を受け入れる予定です。